【医学生向け】CBTで9割を安定して取る方法

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どうもしゃけです!CBT…過酷な試練ですよね。

あの膨大な知識をあの短期間で仕上げるのですからハードな試験です。

けど、そこで得た知識は病棟実習で真価を発揮します!

もうそろそろCBTに向けて考え始める人がでてくる頃かと思います。

今回は"CBTで9割を安定して取る方法"を僕の実体験をもとにまとめました(^^)

目次

 

医学生しゃけは底辺育ち

めちゃめちゃ優秀そうな人の記事見ても、そもそもスペック違くない!?って思うときありますよね。

 

しゃけはその点安心安全な底辺育ちです(笑)

 

大学3年までは再試の常連でほぼすべての再試験にかかりました。

 

解剖実習もぎりぎりで、「お前がいつも人柱になってくれるから安心だよ。国試も頼んだで!」といつも馬鹿にされてました(笑)

 

話したこともない人からいきなりマウントをとられたこともあります(笑)

 

その界隈ではとても名の知れた人物だったんですかね(笑)

 

頭の回転が速いわけでもなく、実習で他の班員や先生方と比較してほんと凡庸だな!と常々感じています…。

 

そんな人間でも9割を安定して取れると今回実証できました!

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また、tecom模試、medic media模試(+5~10%計算)でも安定して9割を取ることができました。

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何をいつから始めた?

いよいよ本題に入りましょう。

僕はQassistの映像講義を4年の4月から始めました。

 

自分の医学部のCBTは9月でしたので、5か月前から勉強を始めたということになりますがなるべく早めに始めた方がいいです。

 

戦略としては「国試版映像講義の内容を100%ものにする」でした。

実際にやった内容は以下になります。

4月~

・Q-Assist内科外科 全930動画(1動画10分)×2~3週

・Q-Assist小児・産婦・乳腺 全279動画(1動画10分)×2週

・Q-Assistマイナー 全264動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist公衆衛生 全22動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist救急・中毒 全29動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist輸液 全8動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist麻酔科 全17動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist老年 全10動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist CBT基礎医学 全101動画(1動画10分)×2週

・QBオンラインCBT×1~2週

直前期(7月下旬~本番)

・Q-Assist臨床医学 全39動画(40分)×2週

・CBT模試 medic media

・CBT模試 tecom

・tecom無料問題集(公衆衛生、基礎医学のみ)

*表示は2021年版のQ-Assistを参考にしています。

 

絶望ですね(笑)

3月何やるか決めるときに映像コマ数数えて本当に絶望しました(笑)

 

先ほどもお伝えしましたが、基本方針は映像講義を100%ものにすることでした。

ですから、この記事は映像講義中心の勉強法をお伝えすることになります。

 

具体的な勉強法

映像講義は最低2周します。

 

1週目の勉強法

映像講義1回目はチンプンカンプンです!覚えきらない、忘れるは当然です!

 

IPadのGoodnoteに講義pdfをダウンロードしたり、講義pdfを紙で印刷したりして書き込める状態を作りましょう!

 

自分が理解できる範囲でメモを取ります。講義をとめたりして自分の頭で内容を再現しながらメモを作るとGoodです!

 

Q-Assistの場合、始めから全部書き込んであるver.のpdfも用意されていますが使わないことを推奨します。

 

見てるだけだと本当につまらなくて寝てしまいますし、やっててつらいです(笑)

自分だけのノート作り楽しいですよ!

 

また、各セクションの終わりに問題編がついており、国家試験の問題と解説がついていますが1週目は飛ばしていいです。モチベが削がれます(笑)

 

そんな感じで質より量を意識してまずは1週するという強い気持ちで一周やり遂げましょう!

 

同時並行でじゃんじゃんクエバンも進めましょう!

 

例えば呼吸器見終わったとしたら、次の日からは午前中に呼吸器の問題を解き、午後は循環器の動画を視聴する…といった分業スタイルがお勧めです!

 

起きた後の3時間は午後の3倍以上の集中力を発揮できるという話があるそうです。

 

午後3時間やるよりも午前1時間勉強した方が能率が良い、という話です。

 

午前は自分の苦手なことに集中して充てるとGoodです!

 

基礎医学はなにをやればいいの?とよく質問されますが、CBT基礎医学の講座を完璧に抑えれば十二分です。確実に9割取りたいという方はtecomの無料問題集もお勧めですよ!

 

2週目の勉強法

1週目が終わるとなんとな~く、ぼんやりと全体像が掴めます。

それを定着まで持っていくのが2週目になります。

 

既にノートが作ってあり、一度聞いた内容ですから視聴スピードは各段に上がります。

2週なんて時間ないよと思う時期ですが、意外にあっさりいけます。

 

倍速機能もあるので利用すると良いです。自分は1.25~1.5倍速で聞いてました。

 

2週目を経験するとわかるのですが、各科の知識が連動して、歯車が嚙み合うように知識が整理されていきます。

 

新しく理解できたこと、他科の関連知識など積極的にメモしていきましょう!この頃になると楽しい…!!と感じてくるかと思います。

 

また解ける人は国試問題にも挑戦してみましょう!意外と解けるはずです!

 

また、CBTの新問(難問)は国試から降りてくることがありますので、本番に難問に直面してもビビらないで済むというメリットがあります。

 

さらに実習に入ってからの伸びが大きくなる、というのもメリットでしょう。

Q-Assistの盛永大先生もそうおっしゃっていたと思います。コレ事実だと思います。

 

直前期の過ごし方と模試に関して

直前期のタスクは2つです。

  • 自分が勉強したことのまとめ
  • 模試で実力と苦手分野の把握

 

実際にやった内容は以下の通りです!

・Q-Assist臨床医学 全39動画(40分)×2週

・CBT模試 medic media

・CBT模試 tecom

・tecom無料問題集(公衆衛生、基礎医学のみ)

 

Q-Assist臨床医学とは何ぞやというと、CBTで最低限これだけは押さえろ!といったポイントを教えてくれる講座です。

 

非常によくまとまっていて正直コレと基礎医学と公衆衛生の3つ+過去問で余裕で合格できるんじゃないか…?という程のクオリティです。

 

合格のみを目指すなら間違いなく最短経路だと思います(笑)

 

話が少しそれましたが1つ目のタスク、自分が勉強してきたことのまとめに向いているのがこの講座です。

 

CBTによくでる疾患のポイントを端的に抑えながら、頭の整理ができます。

 

2つ目のタスクも重要です。模試は必ず受けることをお勧めします。自分が実際どれぐらい解けるのか?抜けてるのはどこか?必ず把握しましょう。

 

そして模試の復習も必ずやると良いと思います!

 

模試の結果が良ければ自信になり、良くなくてもそこを復習すれば必ず自信になります。

 

自信はラスト1週間、CBT前日きちんと寝るために欠かせません(汗)

 

ここまでお疲れさまでした!ここまでやってきたあなたであれば、もう心配は要りません!後は実力を出し切るだけです。

 

ですが、より9割を確実するためにtecomの無料問題集を解くことをおススメします。

 

自分以外の高得点者はクエバン+tecom無料問題集まで手を出していた人が多かったと感じています。

 

エバン3000問+テコム3000問と超ハードコースですがやる価値はあります。

 

CBT始める前の自分に1つアドバイスできるならtecomも見といた方がいいよ~とアドバイスします(笑)

 

おわりに

ここまで読んでくれてありがとうございます。CBTは大変な試験ですが、頑張った分臨床実習で役に立ちますよ!

 

自分の周りの変化でいえば、馬鹿にされることはなくなりました。むしろ知識を頼られる機会が多くなりましたよ!

 

とはいえ、CBTは究極自己満足です。最近はCBTの結果が就職に影響することも少なくなってきています。

 

しかし、9割を取るということは間違いなく自分の中で大きな自信になります!

その自信が病棟実習でも活きています。病棟実習で得た自信が今は就活で…というように好循環を生み出してくれています。

 

せっかくの機会です。この記事を読んでくれたあなたも9割目指してみませんか?(^^)

 

付録:CBT1位の勉強法

CBTの1位に少しインタビューしてみました(笑)

彼がやった勉強は問題ベースでした。

 

・Q-Assist臨床医学 全39動画(40分)

・Q-Assist公衆衛生 全22動画(1動画10分)×2週

・Q-Assist CBT基礎医学 全101動画(1動画10分)×2週

・CBT模試 medic media

・クエバン+tecom無料問題集(全6000問)

 

問題ベース+例の3講義の最短攻略型ですね(笑)

やはりtecomは解くべきだったかなぁと少し反省しました。

 

自分の勉強法はこれと比べるとかなり回り道していますが、国試という観点も含めると長期的にお得な感じもします。

 

どっちがいいかは人によると思います。参考までに!(^^)

【本日のメニュー】人は話し方が9割

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こんにちは、しゃけです!インドア・オブ・インドアしゃけは今秋のフルマラソンに向けて現在マラソン猛特訓中です!

突然ですが、アドラー心理学によれば人間のすべての悩みは対人関係に関する悩みだといいます。確かに人生の大半は人とのコミュニケーションですよね。

でも、それなら対人関係が苦手だという人にとってはとても生きづらい世界じゃないですか?

この生きづらさを感じてる人は世の中とても多いように感じます。

もっとあの人のようにコミュ力があればなぁ…そんな風に感じることが僕にもあります。その気持ち良く分かります。

 

目次

 

おススメしたい人

  • 対人関係で悩んでいる人
  • トーク力に自信が持てない人
  • 自分を変えたい人
  • 人に関心が持てない人

 

この本を読もうと思ったきっかけ

いきなりですが、自分は人とコミュニケーションをとるのがあまり得意じゃなくて、友達も多くないです(笑)

飲み会はあまり行きたくないですし、いざ行くと早く帰って寝たいなあ…とか勉強したり、本読みたいなあ…とか思っちゃう人間です(笑)

みんなで集まって騒いだ翌日は丸一日一人時間が欲しいタイプの人間です(笑)

誘ってくれる人にはほんと申し訳ないです。m(_ _)m

とまあ、こんな自分の恥をさらした訳ですが、生きていく上でコミュ力は必要だと認めざるを得ない状況になってしまいました。

認めたくはありませんでした。というのもコミュ力がなくても充実していたし、一人で過ごす時間は最高の読書タイムだったからです。

コミュ力の必要性に迫られない毎日が続いていました。

けど問題が起きました。そう、就職です💦

医学部の特性上就活というほどの就活はありませんが、同僚や上司と良い関係を築くことは職場のQOLひいては人生のQOLに直結します。

また、成功する人、運がいい人はコミュニケーションが上手だと思います。

具体例を出しましょう。医学部は高学年になると病棟に出て日々の診療や処置を体験する臨床実習なるものが始まります。

一班4、5人でいろんな科をローテして、大体担当の先生に1人か2人ついてご指導を賜るのですが、先生方は日々の業務で忙しく、そもそも学生に興味ないのでほとんど構ってくれません(笑)

学生としては自分が研修医になった時できないと困るので、沢山教えて欲しいわけです!多分!(笑)

ではそんな状況で誰が教えを乞うチャンスを掴んでいるか観察してみると、「よく先生に話しかける人」だったわけです!いわゆる陽キャラですね!

たまには先生をいじったり、そんな話題触れてもいいの!?ってことも平気で聞くんですよ~(笑)

けど、そんな一見ちゃらんぽらんな学生に限って色んなことを学ぶチャンスを手にするわけです。「おい、○○これやってみるか?」的な。

そこで感じたわけです。成功を手にする鍵はコミュ力かもしれないと。

身近な話でもそうだと思うんです。可愛いなって思う後輩には良くしちゃう経験僕にもあります(笑)

今僕は学生です。一人で行動してても誰にも迷惑はかかりません。でも研修医となり先輩に教わり、一緒に協力していかなければいけない以上一人で働くことは不可能です( ;∀;)

「人と長時間いるのは苦痛だ!」「仕事終わりの飲み会とか嫌がらせかよ!!(怒)」

こんな自分を変えなきゃ働いて自分が壊れちゃう気がしたんです。(苦笑)

また、変わるチャンスだとも思ったわけです。

そんな悩みを抱えながらいつも通り本屋に寄って出会ったのがこの本です!

売れてるみたいですね~皆さんもこの本知ってる人多いんじゃないでしょうか?

手に取ってパラパラめくり、ちょっと読んでみるかといった感じで買ってみました。

 

読んでみて何が変わったか?

  1. 人と話すのが怖くなくなった。
  2. 友達はおろか苦手な人や上司(先生)との会話が弾むようになった。
  3. 自分にもチャンスが巡ってきた。

まず1つ目に、人と話すのが怖くなくなりました。話して気まづくなってしまったらどうしよう…とか、面白い話できないからな…、とかそんなの気にならなくなりました。聞き役に徹する、それだけで合格点だと学べたからです。

2つ目に、この本では聞くことの重要性を説いていますが、聞くことの力は想像以上のもので相手が話したいことはなにかな?の一点に集中して質問をすれば、自然と会話は弾んでしまうものだという事実に気づきました。

本書から得た気づきなのですが、人は究極自分にしか興味がないわけです。また、誰しもが自分のことを分かってもらいたいと願っているのです。

詳しい話は本書を見てもらいたいのですが、きっと誰であれこの欲求はあります。

例えば集合写真を配られて真っ先にどこを見るでしょうか?自分ですよね。周りの友達がどう映ってようがさほど興味ない、そういうものです。

逆を言えば、周りの人も自分にそんな興味ないので周りの視線なんて気にしなくていいという発想もできます。メタ認知というやつです。これに関しては別の書籍で紹介します!

話はそれましたが最後に3つ目、自分にもチャンスが巡ってきたという話をさせてください!

前にも書いた通り、業務で多忙な先生に話しかけにいくことはとてもとても勇気がいります…。

しかし一見怖く見える先生方にも、自分のことや自分のやっている仕事に対して共感してもらいたい欲求はあるはずなのです!(違ってたらすみません笑)

そう考えれば自然と聞くべきこと(聞きたいこと)が浮かんできます。そして興味をもって話を聞くと、なんと!喜んでたくさんしゃべってくれたのです!

先生の家族のことや、面白かった体験談や、ためになる話…色んな話を!!

そして名前を覚えてもらえ、こう言って貰えました。「しゃけ(仮)、これやってみるか?」と!!

その時の喜びは強烈に頭に残っています。自分でもチャンスを手にする側に行けたからです。

 

おわりに

みなさんはどうですか?

対人関係に悩んだり、話すことにコンプレックスがあったり、恋愛がうまくいかないであったり、そんな自分を変えようともがいていたり…色んな人がいると思います。

まだ20年ちょっとしか生きてない僕に、良いアドバイスはできません。

でも悩んでどうしたら良いか分からない時にきっと本は力を貸してくれますよ(^^)

是非手に取って読んでみてください。

素敵な本との出会いの場を作りたい

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自己紹介

はじめまして、しゃけです!

僕は現在地方医大に通う医学生です。趣味は読書とコーヒー、ランニングです!

現在医師国家試験の勉強のかたわら、フルマラソンに挑戦したり、休日はお気に入りの喫茶店で本を読むことを生きがいにしています。

ジャンルは自己啓発本を中心に、資産運用、小説、医学書、雑学等幅広く読んでいます!

本とコーヒーがとても好きで、本好きが集まる読書カフェを作ることは僕の夢でもあります(笑)

このブログを読んでくださるみなさんにもいつの日か来てほしいです!

 


素敵な本との出会いの場を作りたい

皆さんはどういうときに本を読みますか?

僕は何かに悩んだときに本を読みます。それは将来への不安であったり、恋愛や対人関係であったり…いろいろです(苦笑)

そんな時にいつも本は僕を支えてくれました。

 

今回ブログを開設したのは、そんな”人生を変えてくれる素敵な本”との出会いの場を作りたかったからです。

実際に悩みを抱え、解決策を求めて本を頼った自分だからこそ紹介できるものがあると思います。

このブログでは自分の実体験を交えて、自分がどんな悩みを抱えて、何を読んで、どう変われたかを紹介したいと思います。

また、皆さんの素敵な本自慢も聞かせてください!いつでもお待ちしております(^^)

 

ブログ初心者で拙いことも多々あると思いますがどうぞお付き合いください!!